昭和の時代、犬は外で飼われているイメージでした。
家の中にいるワンちゃんを見る方が珍しく「いいなぁー」と羨ましく感じたこともありましたが、現代は普通に犬が家の中で飼われている・・・。
海外では以前からそうだったのでしょうが、日本の犬事情も随分と変わったんですよね。
犬は部屋飼いがいいの? それとも、外飼いがいいの?
わんちゃんにとって幸せなのは、果たしてどちらなのでしょうか?
犬の飼い方
犬を外で飼われている方、室内で飼われている方、様々だと思います。
どちらが良いのか、どちらが幸せなのか・・という意見も様々です。
外飼いのワンコを見ると可哀想でたまりません。
何かの書籍で見ましたが、外飼いの犬は、室内飼いに比べると、確実に寿命が短いそうです。
一日中繋がれているからストレスもたまりますし、
夏は猛暑、冬は厳しい寒さの中に放置されまから、半端なく辛いと思います。
昔から人になれているレトリバーとかなら室内でも幸せでしょうけど、柴犬みたいに自分のスペースにあまり入って来られるのが苦手なコには室内って幸せでしょうかね?
それに室外にデメリットがあるように室内にもイヌにとってものデメリットはあります。
室内最大の敵、フローリングが。
普通のフローリングならイヌの腰痛の原因になります。が、ちゃんとワンちゃん対応されて居る方がどれだけいるか。
もちろん個体差もありますし、子供が嫌いなコとかも。
大切なのは適材適所ですよ。
室外犬でもちゃんと愛情を注げば無駄吠えもしませんし、お利口な犬に育ちます。
実際に家で飼ってる犬が無駄吠えしませんし、素直な優しくてたくましい犬にそだちました。家で飼ってる犬は産まれた時から親の傍で兄弟と一緒に過ごしました。
外に居るのが当たり前になってますし、日向ぼっこしたり、お昼寝してます。
それに天気が悪い日、暑い日、寒い日は小屋の下に自分で掘った穴の中に居ます。
夜は犬も寝ます。それに犬にも犬の生活があります。
犬が自分の生活に満足していれば可哀想ではないと思います。
きっと、聞けば聞くほどいろんな意見があるのだと思います。
結局、犬の飼い方は、家庭によって様々で、それは、人間の子育てでも同じように
飼い主さんの考え方や環境の違いによるものだと思います。
基本的には、飼い主さんの考えで決めて良いのだと思います。
外飼いでも、家飼いでも、その生活を犬に教えてあげれば良いのですよね。
愛情があって、家族として向き合っていれば、わんちゃんは十分に幸せだと思います。
外飼いでも幸せなわんちゃんはたくさん見てきたし、
逆に家飼いでも、さほど構ってもらえないわんちゃんもたくさん見てきました。
犬の外飼い、家飼いってどちらが良いのでしょう?
白黒はっきりした答えは出ないかも知れませんね。。。
大切なのは
家族になろうとしている犬の特徴を理解することではないでしょうか?
もともと、どんな国で誕生して、どんな歴史をたどってきたのか、、、
どのような性格なのか、、、
犬の特徴を知れば、必然的に外飼い、家飼いがイメージできるからです。
日本では古くから、犬は番犬として外で育てられてきました。
そんな歴史から日本犬は「家を守ろう、飼い主を守ろう」という気質を持っているようです。
外にいて、家を守る仕事をしてもらうというのは十分にありですね!
また、近年の住宅事情などにより室内で飼う人気犬種として
チワワ、トイプードルなどが挙げられます。
この子たちは、シングルコートと言われ、被毛が一層しかないため
寒さにあまり強くないわんちゃんたちです。
あまり気温差のない家の中で、家族と共に過ごすというのもありなのです!
犬種によって、違った特徴を持つため
一概に外飼いがいい・家飼いがいいとは言えませんね。
外飼い・家飼いのメリット、デメリットを考える
外飼い
・毛抜けや臭いなどがあまり気にならない
・排泄ができる
・景色が見える
・他人にも声をかけてもらえる
家飼い
・常に目が行き届く
・汚れない
・年間の気温差があまりない
・家族と密接な生活ができる
外飼い
・屋内に比べると衛生面での注意が必要
・害虫(特に蚊)への注意が必要
・無駄吠えの心配など近隣への配慮が必要
・脱走する可能性あり
家飼い
・フローリングでの滑りに配慮が必要
・抜け毛や排泄などのこまめな配慮が必要
・温度調節が必要
メリット・デメリットについてはこのような感じです
安全面・衛生面で考えると、飼い主さんは大変ですが家飼いが安心ですね
家では飼えないけど犬を迎え入れたい!!
外、家、どちらで飼うにもデメリットを防げる対処をしてあげると良いですね!
どんなことを気をつけてあげると良い?
◆暑さ対策・寒さ対策がされ、風などが吹き込んでこないドアのついたケージなどを用意してあげましょう
暑さに弱い犬、寒さに弱い犬、犬種によって異なるので犬種についてよく調べてくださいね
◆新鮮なフード、お水を毎日与えましょう。
◆毎日、一緒に遊ぶ時間を作りましょう(散歩も含む)
◆家の敷地内から逃げ出せないようにしっかりとガードしましょう
驚いたとき、怖い時、犬は思わぬ行動に出ることがあります。
◆犬が喜ぶおもちゃを用意してあげましょう
犬も家族の一員として過ごすために!!
外で飼っても、家で飼っても忘れてはいけないことを「心構え」として
胸に深く刻み込んでおこう!!!
◆外・家飼い関係なく、運動をさせること、散歩をさせることが必要です。
犬は毎日、飼い主と共に遊んだり、歩いたりすることを楽しみにしています。
◆犬は飼い主と共に過ごすことで、人間社会のルールや社会的なルールを学んでいきます。
怯えたり、攻撃する癖をつけないためにもたくさんの時間を一緒に過ごしましょう。
◆私たちには家族・友達・仕事仲間、接する人たちがたくさんいます。
でも、犬には家族しかいません。
いつもいつも、家族が帰ってくるのを待っていることを忘れないでください。
◆家族の一員であれば、当然、お互いに愛情が生まれてきます。
愛を持って、犬と接してあげてください。
いかがですか?
犬を家族として迎え入れる際の外飼い・家飼いのイメージができたでしょうか?
どちらで飼うにせよ、愛情を持って接することをすれば、飼い主の想いは必ずわんちゃんに伝わるものです。
大切なのは飼う場所ではなく、愛情の深さだと思います。
想いが通じ合っている家族であれば、外飼い・家飼い関係なく、わんちゃんもきっと幸せに暮らせるはずです。
家族として、パートナーとして、飼い主もわんちゃんも充実した日々が過ごせるといいですね!!
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