小さい頃から犬や猫が好きで生活を共にしてきたことから
動物全般が好きという方は「動物に関わる職業に就きたい」と願う人も多いようです。
私たちが生活している一般的な暮らしの中では、動物に関わる職業って限られているような気がするのですが、果たしてどのような職業があるのでしょうか?
Contents
動物に関わる仕事
犬、猫、うさぎなど動物に関わる職業は資格が必要なものから、資格の必要ない実践で学んでいく仕事まで色々とあります。
動物が好きな未来ある学生さんには、動物に関わる仕事とはどんなものがあるのか?を
是非、知っておかれると自分の将来探しの参考になりますよね。
そこで、動物に関わる仕事9選をご紹介したいと思います。
獣医師
動物好きが一度は考える職業ではないでしょうか?
愛犬が健康で長生きできるように。
愛猫の病気を治してあげたい。
ペットへのそんな願いから獣医師になりたいと考える人は少なくないと思います。
獣医師は、私たち人間の医師や歯科医、看護師などと同じように、国家資格が必要な仕事です。
その国家試験を受けるために、獣医系大学の獣医学部や獣医学科などで6年間学ぶ必要があります。
しかし、国内獣医系大学の数は国立・公立・私立をあわせて16校ほど、、、
難しいレベルだということは、容易に想像できますね。
(つい最近、獣医系大学新設についての問題がニュースになっていました)
大学6年間をしっかりと勉強すれば、国家試験の合格率も高いとのこと。
職業的には、動物の大切な命を預かる大切な仕事です。
大学在学中にもたくさん学び、たくさん経験を積んで、動物の健康を守って頂きたいですね。
動物看護師
2012年より大学、短大、専門学校で動物看護学を学んだ上で「動物看護師統一認定試験」を受け認定を受けた人が、動物看護師として働くことがに一般的となりました。(国家資格は必要ありません)
仕事内容としては獣医師のサポートで、受付や診療補助、検査、入院中の動物の看護、手術補助、調剤など、多岐に渡ります。
獣医師同様、動物の命を預かるため、一分一秒を争うこともあり、重労働になることは間違いありません。
心の底から動物を愛すことができて、成り立つ職業だと思います。
ドッグトレーナー
ドッグトレーナーには「日本ドッグトレーナー協会」が認定する「ドッグトレーナーライセンス」という民間資格はありますが、特別な国家資格などはありません。
ドッグトレーナーは、家庭で飼われている犬のしつけや訓練を行い、資格がなくてもトレーナーになることが可能です。
(仕事内容には、飼い主さんへのしつけに関する相談やアドバイスも含みます)
2年制の専門学校で、ドッグトレーナーという職業に就くための専門的なもの知識を学ぶことができますが、
犬種や性格により個体差があるので実践で身に付けるスキルが多いでしょうね。
ブリーダー
動物を販売するには「動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)」の動物取扱業の規制に基づいて、保健所に「動物取扱業の届出」を提出しなければなりませんが、ブリーディングをすることに特別な資格は必要ありません。
誰でもブリーダーになることはできるということですが、犬や猫の大切な命を育む意味では自主的な学びが必要ではないかと思います。
また、ブリーダーとして、独立開業を目指すには訓練学校の卒業や専門的知識の認定試験に合格しなければいけません。
トリマー
トリマーになるために必要なスキルは、専門学校や通信教育で学ぶことができ、国家資格は必要ありません。
とはいえ、トリミングするわんちゃんは犬種も様々です。
色々な犬種の特徴や犬そのものについて、よく勉強しておくことは不可欠です。
また、トリミングするにあたり自己センスを磨くことも大切ですよね。
自身のセンスが問われる職業だと思います。
トリマーは医師(ドクター)、看護師、税理士、弁護士のような国家資格はありませんが、トリマーが受けることができる民間資格はいくつかあります。
▶︎NPO法人日本動物衛生看護師協会「ドッグ・グルーミング・スペシャリスト」「キャット・グルーミングスペシャリスト」
▶︎社団法人ジャパンケネルクラブ「JKC(ジャパンケネルクラブ)認定トリマー」
▶︎一般財団法人日本能力開発推進協会「トリマー ペットスタイリスト」
などが、トリマーの民間資格になります。
自己スキルアップのためにも是非、取得する(勉強する)と良いですね。
盲導犬訓練士
盲導犬訓練士には、国家資格などの特別な資格はありません。
国家公安委員会から指定を受けた盲導犬育成団体(全国に11団体・14施設)で研修を受けた職員が、
盲導犬訓練士として必要な知識・資質を持つと認定された場合「盲導犬訓練士」ということになります。
盲導犬訓練士になると、さらに経験、勉強を重ねて「盲導犬歩行指導員」になることができます。
盲導犬歩行指導員とは、視覚障害者に、盲導犬との歩き方を指導する仕事ですが、犬のことだけではなく眼科的なこと、心理学などの知識も必要とされます。
盲導犬訓練士と歩行指導員を総称して盲導犬訓練士ということが多いようです。
訓練士には聴導犬訓練士、災害救助犬訓練士などもありますね!
さらに、警察犬訓練士や麻薬探知犬訓練士も含まれますが、こちらは公務員試験を受けることが必要になります。
自然保護官(レンジャー)
自然保護官とは世界遺産となった場所や動物が生息しているような国立公園の景観を管理する職業です。
(公園を利用する方へ、自然について説明をすることなどもありますよ)
自然保護官は環境省の仕事になり国家公務員となるため、自然保護官を目指す場合は必然的に国家公務員の採用試験に合格する必要があります。
でも、普通高校や大学に進学しても、十分に目指すことができる職業ですね。
自然や動物と触れ合いたい、気長に自然や動物の観察を続けたい方には向いている仕事だといえます。
動物園飼育スタッフ
動物園やサファリパークなどは、ライオンズなどの猛獣からキリン、シマウマなどの草食動物、犬猫以外に動物がたくさんで、獣医師と同じくらい、様々な動物に触れることができる職業です。
公営の動物園などで働きたい場合は、高校や大学などで学び、公務員採用試験を受ける必要があります。
民間の動物園施設については、国家資格などもなく、求人情報などから情報を得て仕事をすることになります。
試験がないとはいえ、生き物を飼育する仕事なので、時間も不規則ですし、労働としてはかなり重労働であると想像できますね。
動物園の飼育員は決められた経験を積むと、「社団法人日本動物園水族館協会」が認定する「飼育技師認定試験」を受けることができますよ。
社団法人日本動物園水族館協会に加盟する動物園・水族館で2年以上飼育に携わることが必要ですが、募集人員が少ないため、この仕事に携わることも難しいようです。
酪農家
畜産業と言うと広範囲になりますが、酪農家はその中でも生乳の生産や乳製品の加工を生業としている方たちのことをいいます。
酪農家になるためには農業系の学校へ進学して、専門的な知識や技術を学ぶ他、牧場で働き実践で学ぶ方法があります。
生き物に関する専門的なスキルは実践で学ぶことが一番なので、必ずしも専門の学校へ進学するのが良いとは言い切れない部分があります。
酪農技術の向上により大規模な酪農経営も可能になる一方、人手不足も否めないのが実情のようです。
飲用の生乳は鮮度の問題を含むため輸入が難しいとされ、需要がなくなることはまずないのではないでしょうか?
以上、動物に関わる仕事9選をご紹介しました。
まだ、ほかにも調教師、騎手、厩務員、ハンドラーといった職業もあります。
特殊な職業ではありますが、動物が好き、動物に関する仕事に就きたいと考えている方は調べてみる価値がありそうですね。
皆様が自分に合った、一生続けていくことができる職業と出会えますように!!
動物に関わる職業9選 ~ 大好きな動物に触れていたいと願う方へを
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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