ライトゴールドの毛並みを持つゴールデンレトリバー。
クリームからホワイトに近い毛並みを持つゴールデンレトリバー。
2種のゴールデンレトリバーが存在することをみなさんはご存知ですか?
もしかしたら、この違いを不思議に感じてた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ゴールデンレトリバーの毛色で違いはあるの??
Contents
ゴールデンレトリバーの毛色の違い
ゴールデンレトリバーは、イギリス原産の大型犬ですが2種のタイプにわかれます。
英国プラチナゴールデンレトリーバー
イングリッシュゴールデンとも言われ、クリームとゴールドの2種でプラチナの輝きゴールドの輝きを持つレトリバーです。
1865年に、英国のツイードマウス卿が20年以上もの年月をかけてブリーディングした末に、
このイングリッシュゴールデンレトリバーが生まれたのです。
(胸がジィーーンとなりますね)
当時のゴールデンレトリバーは赤茶からクリーム色と毛質や毛色に個体差がありました。
現在、原種である英国プラチナゴールデンレトリーバーは希少犬種となっていてヨーロッパからの輸入がとても難しいそうです。
英国プラチナゴールデンはクリーム・ゴールドでプラチナの輝きを持っていて、温和な性格、従順、落ち着きがありますが、ひとたびスイッチが入るとかなりハイテンションで無邪気に遊びます。
甘えん坊のアメリカンゴールデンに比べ、やや自立心があり、飼い主にはとても順々な犬種だと言われています。
被毛は硬く、短めウェービー・撥水しやすい被毛でダブルコートで覆われています。
アメリカンゴールデンよりも、筋肉質で骨太なのが特徴です。
アメリカンゴールデンレトリバー
赤褐色からクリームと個体差はありますが、光沢のある金色の毛色をしたアメリカンゴールデンレトリバーです。
先に述べた英国プラチナゴールデンが誕生した後、アメリカ、オーストラリアなど多くの国にわたり、それぞれの国で改良されたそうです。
英国プラチナ(イングリッシュ)ゴールデンと同じように、とても温和な性格に加え、とにかく明るく人間と一緒にいるのが大好き!!
好奇心旺盛で遊ぶことが大好きで甘えるのがとても上手な犬種です。
訓練生が高く、穏やかな性格を持つことから、国外、国内でもセラピー犬として活躍する子が多いですね。
英国プラチナ(イングリッシュ)ゴールデンより、ちょっぴり細身ですがこれも個体差があり、大きい子では40kgを超えることもあります。
被毛は柔らかくて真っすぐ、撥水しやすい被毛でダブルコートで覆われています。
毛色で違いはあるの?
イングリッシュゴールデンもアメリカンゴールデンも、体は大きいのですが、おおらかで優しい性格が魅力です。
友好的で社交的、人を選ばず(犬も選ばず)仲良できることがゴールデンレトリバーのすばらしい性格の一つです。
また、家族と一緒に行動することが大好きで、1人(匹)になるのは寂しくてあまり好きではありません。
もちろん、ゴールデンレトリバーには人間や犬が大好きな子が多く、攻撃性はあまり見られませんよ。
飼い主さん以外の人にも友好的なので、時には飼い主そっちのけで他の人に愛想を振りまことも多いほど・・。
ゴールデンレトリバーは他の動物との共存も比較的しやすい犬種なので、小型犬との多頭飼いにも向いている犬種だと言えるでしょう。
忍耐強く、周りに気配りができて、明るい楽天家です。
ただし、体が大きい事実は確かなので、小さい頃から他の犬や人に会う機会がなかっ場合は難しい可能性があります。
小さい(パピー時代)頃からの社会化がとても重要となりますね。
よく見かけるゴールデンレトリバーは?
私たちが一般的に目にするゴールデンレトリバーは、ほぼほぼアメリカンタイプです。
イングリッシュレトリバーのブリーダーさんたちは本来の血統を守ろうとする方が多いのです。
そのようなブリーダーさんは血統が不明確である子犬が流通するペットショップには子犬を委ねることがないため、私たちは目にする機会が少ないのです。
イングリッシュゴールデンレトリバーを飼いたい場合には、イングリッシュゴールデンレトリバー専門のブリーダーさんから入手(購入)することになりますね。
「ゴールデンレトリバー イングリッシュ ブリーダー」などで検索されると良いです。
ゴールデン飼いの自分も、イングリッシュゴールデンに遭遇するチャンスは少ないです。
田舎に住んでいるせいもあるでしょうが・・。
ゴールデンレトリバーの毛色の違いや特徴、
また、よく見かけるゴールデンレトリバーについてまとめてみました。
これからゴールデンレトリバーを飼いたいなと考えていらっしゃる方のお役に立てれば幸いです。
ゴールデンレトリバーの毛色で違いはある?よく見かけるのは?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。