大阪大学にはキャンパス間を移動できるシャトルバスがあるのを知っていますか?
ホームページを見ても、詳しいことはあまり書いていないんです。
現役の阪大生だからわかるキャンパス間のシャトルバスについての情報を詳しく紹介していきたいと思います!!
Contents
学内連絡バスってなに?
大阪大学では、キャンパス間の移動のために学内連絡バスが運行されています。
学生が普段授業を受けるキャンパスとは違うキャンパスで授業を受けなければならない場合や部活動をするために他のキャンパスに行かなければならない場合、教職員が授業や研究のためにキャンパス間を移動しなければならない場合に利用できます。
通学、通勤には利用できません。
(通学、通勤には公共交通機関を使ってください。)
料金は?
学内連絡バスは無料で利用できます。
実際誰がどう使っているの?
下宿(一人暮らし)をしている人が通学に使う、もしくは部活動のために使うという場合がほとんどです。
「え?通学に使うのはダメなんじゃないの?」と思った方がほとんどだと思います。
というのも、はんだいでは、学部によっては2年生から主に授業を受けるキャンパスが変わります。
そのため、一人暮らしをする人は2年生から通うキャンパスの近くに住んでいる人も多いです。
そのような人たちが1年生のときに通学するために使っています。
その他の理由で通学に利用することはできませんので、ご注意ください。
また、部活動のために利用している人は主に朝の通学のため、放課後部活動に向かうために使っています。
朝の通学とは、朝練を部活の活動場所であるキャンパスで行い、通学のためにバスを利用するというものです。
バス停はどこにあるの?
大阪大学には、豊中キャンパス、吹田キャンパス、箕面キャンパスの3つのキャンパスがあります。
豊中キャンパス:図書館前
吹田キャンパス:人間科学部前・コンベンションセンター前・工学部前
箕面キャンパス:外国語学部前
というバス停があります。
(吹田キャンパスだけバス停が3つもあるのは吹田キャンパスの面積がかなり広いからです。)
学内連絡バスは、
・豊中⇔吹田
(図書館前→コンベンションセンター前→工学部前
工学部前→人間科学部前→図書館前)
・箕面⇔吹田⇔豊中(箕面⇔豊中)
(外国語学部前→人間科学部前→図書館前
図書館前→コンベンションセンター前→外国語学部前
(外国語学部前→図書館前
図書館前→外国語学部前))
を運行しています。
何時から何時まで運行しているの?
*図書館前→コンベンションセンター前→工学部前
8:00から18:40まで基本20分毎に出発しています。
*工学部前→人間科学部前→図書館前
8:10から19:40まで基本20分毎に出発しています。
*外国語学部前→人間科学部前→図書館前
7:40から18:30まで1時間に1~2本出発しています。
*図書館前→コンベンションセンター前→外国語学部前
7:40から19:50まで1時間に1~2本出発しています。
(*外国語学部前→図書館前 12:15、14:50、16:20、18:00、18:15の5本があります。
*図書館前→外国語学部前 9:20、12:15、12:55の3本があります。)
→詳しい時刻表はこちらをご覧ください。
バスの時間が一目でわかるアプリも!?
上のリンクからホームページの時刻表を見て、見にくいなと思った人はいませんか?
阪大連絡バスの時刻表を見られるアプリもあります。
ホームページを見るよりも見やすくなっています。
自分の使いたいルートの時刻だけ表示することもできます。
また、運休日もこのアプリで確認することができます。
連絡バスを利用する人はダウンロードしておくことをおすすめします。
とても便利ですよ。
運休日はいつ?
基本授業があっていない日、つまり、土日、祝日、長期休暇(夏休み、春休み)等は運休日となっています。
ですので、長期休暇中のサークル・部活動には公共交通機関を使う必要があるので注意してください。
運休日に関して、詳しくはこちらをご覧ください。
利用する人は多い?
時間帯によって異なります。
一番利用人数が多いのは、4限終わりすぐに出発するバスです。
この時間はバスに多くの人が押し込まれます。
バスに乗っている間は、持つところがなくてバランスを崩してしまうこともあるかもしれません。
人が多くて、並んでいても乗れないこともあります。
しかし、その次のバスのは確実に乗れる程度です。
その次に多いのは5限終わりすぐに出発するバスです。
こちらは並んでいれば概ね乗れます。
しかし、立って乗ることにはなるので、座りたい人は次のバスに乗るといいでしょう。
(ちなみに、4限が16:10、5限は17:50)
朝は、1限に間に合うバスだと座れないことがありますが、バス自体には乗れるし、掴むところがないということにもなりません。
公共交通機関(バス・電車など)とは違います。
ただ、雨が降っている日は、バスに乗れないほどではありませんが、少し利用者が増えます。
そのほかの時間帯は時間通りにバス停に行けば概ね座ってバスに乗れます。
どんなバスなの?
学内連絡バスとして走っているバスは、大阪府を走っている「阪急バス」と同じバスです。
吹田キャンパスでは、キャンパス内に普通の阪急バスも走っているので、行き先を確認するなどして、間違えないように注意してください。
「再履バス」の由来
学内連絡バスは阪大生、また阪大の教職員の間では「再履バス」と呼ばれています。
「再履」とは再履修のことです。
授業の単位を落として、次の年にその授業をもう一度受けることを再履修と言います。
そして、上でも書いた通り、阪大生は学部によっては2年生からキャンパスが変わります。
だから、1年生で単位を落としたら、次の年、豊中キャンパスまで授業を受けに来なければなりません。
その際に利用するバスという意味で「再履バス」と呼ばれています。
だから本来、「再履バス」とは、吹田キャンパス、もしくは、箕面キャンパスから豊中キャンパスに向かう学内連絡バスのことですね(笑)
「奴隷船」とも呼ばれている?!
阪大生の中には学内連絡バスのことを「奴隷船」と呼ぶ人がいます。
それは、上に書いた混み合う時間帯のバスには、なるべくたくさんの人が押し込まれるため、奴隷船のように見えるからです。
多くの人が下校する時間帯なので目にしやすく、そのイメージがついているのかもしれませんが、そのほかの時間帯は「奴隷船」にはなりませんよ。
たまに遅れることも…。
再履バスは普通の道路を走っているので、天候や交通事故によって渋滞が起こったりすると時刻通りにバスが来ないこともあります。
(ごく稀ではありますが。)
その場合は電車やモノレールを利用して登校するのがいいと思います。
バスが来なくて公共交通機関で登校せざるを得なくなっても、授業に間に合うことができるように再履バスを利用することをおすすめします。
「再履バス同好会」とは?
「再履バス同好会」というツイッターのアカウントがあるのをご存知ですか?
再履バスについての様々な情報をつぶやいています。
他にも、匿名の質問に答えたり、再履バスの写真をアップしたりもしています。
時間帯別混雑・遅延傾向研究のために時々データ収集もしているそうです。
このアカウントのおすすめポイントは「再履バス時刻表」です。
ただ出発・到着の時刻が乗っているだけではなく、「何限の授業に間に合うには何時のバスに乗れば良いか」という情報まで書かれています。
新入生やいつもと違う時間帯の授業を受ける人には特に役立つと思います!
ぜひ参考にしてみてください。
阪大キャンパス移動に使える無料バス〜通学での利用は?を最後まで読んでいただきありがとうございました!!