わんちゃんと飼い主さんが健康で幸せに暮らすために、病気や怪我への備えは万全にしておきたいと願うものです。
わんちゃんを家族として迎えると「ペット保険」への加入を考える方も多いのではないでしょうか?
ペット保険に加入するメリットやデメリット、そして加入するならどんな保険が良いのか?
気になることを調べてみました!
Contents
ペット保険
人間の保険と同じように、ペット保険にも様々な種類があります。
2019年、価格.com保険の「ペット保険の加入に関する調査」では以下のようなことがわかっています。
犬と猫で、ペット保険の加入割合は74.0%・26.0%で圧倒的に犬の方が多かったようです。
理由としては
・ペットの病気や怪我に備えたかった
・高額な治療費への不安があった
が上位を占めています。
愛犬の将来への不安は、皆同じであることがわかりますよね!
わんちゃん保険のメリットやデメリットも、私たち人間とあまり変わりはありませんが、メリットやデメリットについて考えてみたいと思います。
ペット保険のメリット
通院費の悩みが減る
持病持ちのわんちゃん、アレルギー疾患のあるわんちゃんは通院が欠かせません。
動物病院での診察は、100%自己負担となるため、通院による金銭的負担はかなり大きいものです。
全額ではなくとも、医療費の数パーセントを負担していただけることで、経済的な心配が軽減できます。
治療方法の選択肢が広がる
経済的な負担を考慮すると、高額な治療方法を選べないことがあります。
癌治療などには多く当てはまります。
保険に加入していることで、治療方法の選択肢が広がることは飼い主にとって大きなメリットです。
特約がついているものもある
保険内容に、ペット用車椅子特約つきのものもあります。
怪我や事故などを考えると、精神的な安心はありますよね。
他、任意でペットセレモニー費用特約やペット賠償責任特約がついているものもあります。
獣医師相談サービス
ペット保険に加入すると、わんちゃんに関する様々な悩み相談ができる場合が多いです。
もちろん、医療費についての相談も治療前に行うことができるため、第三者の意見を伺いたい時にはとても良いサービスです。
ペット保険のデメリット
全額補償ではない
通院に関しては70%、50%・・・、
手術、入院に関しては90%までなどの補償プランとなっていることが多いです。
額が大きくなると、負担額も大きくなりますよね。
補償上限がある
通院、手術、入院、全てに適用しますが、支払い上限額があります。
プランによって異なりますが、現在の医療費がそれを上回る場合はおすすめできません。
更新時に金額が上がる
ほとんどのペット保険で補償期間は一年間となり、更新が必要です。
更新時の満年齢で保険料が設定されることが多いため、保険料が年々上がるものがほとんどです。
ゴールデンレトリバーのある保険料を調べてみました。
通院つき70%プラン | ||
月払い | 年払い | |
0歳 | 2.960 | 32.600 |
1歳 | 2.850 | 31.310 |
2歳 | 2.790 | 30.700 |
3歳 | 3.050 | 33.510 |
4歳 | 3.450 | 37.940 |
5歳 | 4.020 | 44.270 |
6歳 | 4.790 | 52.740 |
7歳 | 5.860 | 64.430 |
8歳 | 6.750 | 74.230 |
9歳 | 7.830 | 86.120 |
10歳 | 9.430 | 103.750 |
3歳の更新から保険料が上がっていきますね〜。
10歳では、年払103.750円ですが・・、もし入院や手術となれば確実にこれ以上の費用が必要です。
年齢が上がるにつれ、病気も増える確率が高いので、よく調べてもしもの時に備えたいところです。
補償対象外もある
どんな保険にも保険適用されない事例がありますよね。
ペット保険にも対象外がありますので、加入前に必ずご確認ください。
ペット保険をおすすめするわんちゃん(飼い主さん)
- 病院通いが頻繁なわんちゃん
- アレルギー疾患があるわんちゃん
- 胃腸が弱いわんちゃん
- 手術、入院など多額治療への備えがない飼い主さん
- 愛犬の将来が不安な飼い主さん
ペット保険は、通院が多いわんちゃんにはメリットがあると感じます。
例えば、通院つき70%プランだったとしましょう。
一回の治療費が20.000円だとすれば、14.000円は保険会社に負担してもらえるのです。
通院が多いわんちゃん家族には、年間の治療費はかなり負担が減るはずです。
アレルギー疾患を持っている場合も、いつ発作が起きるかわかりません。
思いも寄らない日に「病院行き」ということも意外に多いんですよね。
治療費を気にせず通院できるのは、わんちゃんとの毎日を過ごす上で、かなり気持ちが楽になります。
胃腸が弱く、吐き気、下痢症状が多いわんちゃんも必然的に受診する回数が増えるので、通院補償メインのプランはとてもおすすめです。
愛犬が年老いた時に、どのような病気を発症するかわかりません。
なんの病気もなく、その犬生を全うする子もいるでしょう。
未来の健康面なんて、誰にも予想できませんよね。
「そのための保険です」と言われれば、ごもっともですと答えるしかないです。
手術、入院などを心配されるのでしたら、保険に加入されるのも悪くないと思います。
以前飼っていたポメラニアンは、謎の病気で20日間ほど入院したことがあります。(結局、原因不明でした。)
30年ほど前の話ですが、当時20万円ほどを支払った記憶があります。
このようなことを考えると、やはり保険に入っておいた方がいいなと考えますよね。
そして、飼い主として何よりも、愛犬が病気で辛い思いをしないよう、痛みで苦しい思いをしないようにと願いますよね。
もしもに備えて、保険への加入を検討されるのは良いことだと思います。
ご家庭の経済状況に合わせて、ご検討されてくださいね。
ペット保険に加入するならどこ?
ペット保険と一口に言っても、様々な種類の保険があります。
補償額、一日の限度額、その他特約や免責金額有無などそれぞれに条件が異なりますね
通院メインの保険
入院や手術メインの保険
掛け金少なめの保険
など、飼い主さんの条件に合わせて選ぶことができます。
わんちゃんにはもちろんですが、飼い主さんにとっても負担の少ない保険に加入する必要があると考えます。
「ペット保険の加入に関する調査」では
保険料の平均支払額は49,789円/年、4.149円/月、
補償割合としては、「70%補償」を選んでいる方が多いようです。
また、ペット保険加入者のうち、「通院補償の付加率」が94.4%と、通院に対しての補償を優先する飼い主さんが多いことがわかります。
ランキングなども、とても参考になりますので、多種の保険を比較されてご家庭にあう案件で選ばれると良いですね。
ペット保険への加入を考える際には、ぜひ資料請求からスタートされてください。
愛犬が怪我をしたり、病気をすることは考えたくありませんが・・、生きていく上で健康上の問題は否応なく出てきます。
医療費が高額となっても慌てることのないよう、対策できることは早めにしておきたいですね。
それぞれの保険の詳細をしっかりと比較され、ご家庭に無理のないペット保険が探せることを心から願います。
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